私自身、書棚も書籍も持たない生活を送っていますが、年に100冊以上の書籍を読むほど読書が好きです。
書棚を持たない生活を経験して、私が感じているのは「書棚は必要ない、むしろその方が快適」ということです。
この記事では、単身で読書を楽しむミニマリストが書棚を持たない理由と、書籍を増やさずに読書を楽しむ方法をお伝えします。
書棚が不要である理由
書棚を持たない理由は主に3つあります。
・再度読みたくなった書籍は再購入が可能
・書棚が空間を占め、掃除の障害となる
・不要な物を飾ることが多い
再度読みたい場合は再購入が可能
大抵の場合、これで十分です。
再度読みたい書籍は、いつでも再購入することができます。
自宅に保管しておく必要はなく、Amazonなどで注文すれば、翌日には届けられます。
「お金の無駄」と感じるかもしれませんが、何度も読み返す書籍に出会うことは少ないです。
もし何度も読み返す書籍がある場合は、それを手元に置く価値があります。
それは、人生において何かを選ぶ際の指針となり、精神的に苦しい時にすぐに参照できるからです。
しかしそのような書籍はほとんどが10冊に満たないため、少数ならば書棚がなくとも、クローゼットや下駄箱に余裕で収納可能です。
書棚が空間を取り、掃除を困難にする
特に狭い空間では、書棚が存在することで部屋が窮屈に感じられます。
また、書棚は埃がたまりやすい場所であるため、掃除の手間も増えます。
書籍を書棚に保管することの利点が、これらのデメリットを上回る場合は別ですが、通常はそうではありません。
書棚の利点は、並べた書籍を眺めて満足することくらいです。
そのため、書籍を断捨離し、書棚を手放す方がよいでしょう。
不要な物を飾りがち
書棚は、つい余計な物を飾ってしまうことがあります。
本来は書籍を保管するためにあるはずが、インテリアとして使われることが目的となることも。
書籍を飾るだけでなく、雑貨を置いたりすることがあります。
しかし、統一感のない書棚は、インテリアを損ねることも。
おしゃれな空間を作るためには、部屋が物で溢れるのは避け、シンプルに保つことが重要です。
そのため、書棚をインテリアとして使わない方が、部屋はより洗練された空間になります。
書籍を増やさずに読書を楽しむ三つの方法
本を増やさない読書の楽しみ方
・電子書籍サービスを利用する
・読後は本をオンラインで売却
・公共図書館から本を借りる
電子書籍サービスを利用する
私の読書の主流は、電子書籍を利用することです。
特に「Kindle Unlimited」は月額980円(税込)で、幅広いジャンルの書籍を読み放題できるサービスです。
スマートフォン一台でどこでも読書が可能で、読んだ本が物理的に増えることはありません。
主にビジネス書や自己啓発、投資や哲学など、様々なジャンルを手軽に楽しんでいます。
人気の新刊や特定の書籍は対象外の場合もありますが、多様な書籍に気軽に触れたい方には最適です。
1年以上このサービスを利用していますが、空いた時間にサッと読めるのが魅力です。
読み終えた本はオンラインで売却
Kindle Unlimitedでカバーしきれない書籍は、書店やオンラインで購入します。
ただし、読み終わった後は必ずオンラインマーケットで販売します。
この方法で部屋に本が溜まることがなく、実質的に低コストで読書が楽しめます。
新刊などは高い割合で取引されるため、多少の手間をかけてもコストパフォーマンスが良好です。
たとえ面白い書籍であっても、売却し、必要な時に再購入するスタイルを続けています。
公共図書館で本を借りる
私は地元の公共図書館も頻繁に利用しています。
読みたい本があるときは、まず図書館の蔵書をチェックします。
無償で借りられるので、この方法が最もコスト効率が良いです。
読み終えたら、返却するだけなので、自宅に書棚が不要です。
最近の図書館はオンラインでの検索や予約、延長も可能で、使い勝手が非常に良くなっています。
また、定期的に本を返すことで、読書のモチベーションが保たれるという利点も感じています。
書籍を持たずに読書を楽しむ方法のご紹介
書籍の整理に便利な宅配買取サービス
書棚の撤去を検討する際、余った書籍の処分方法として宅配買取を推奨します。
この方法なら、配送業者が自宅まで書籍を引き取りに来てくれるため、多くの書籍を一度に処理することが可能です。
宅配買取では、処理する書籍を詰めるダンボールも事前に無料で提供されることが多いです。
「手間をかけずに多くの書籍を一括で売りたい」と考えている場合に最適です。
その中でも、「リコマース」というサービスは特におすすめです。
リコマースの特徴:
・送料無料で1点から買取可能
・無料でダンボールが事前に送られてくる
・身分証明や銀行口座の提出が不要
・買取金額はAmazonギフト券で受け取れる
このサービスの大きなメリットは、少量からでも送料無料で買い取ってくれることです。
「点数制限なしで気軽に利用できる」という点が大きな利点となります。
支払い方法はAmazonギフト券のみとなりますが、その分買取価格が高く設定されている印象です。
私自身、リコマースで書籍を買い取ってもらった経験がありますが、予想以上の高値で満足しています。
書籍を増やさず読書は楽しめる
書棚が必要なくなる理由と、書籍を増やさずに読書を楽しむ方法をご紹介しました。
要約:
・読みたい本はAmazonでいつでも再購入可能
・書棚があると部屋が圧迫され、掃除が増える
・書棚は余計なものを飾りがちで、インテリアとして中途半端になる
・Kindle Unlimitedで電子書籍が手軽に読める
・読み終えた紙の本はオンラインで売ることで経済的なメリットが得られる
・公共図書館から書籍を借りると、コストをかけずに読書が楽しめる
・「リコマース」を使えば少量でも手間なく書籍を処分できる
書棚がないと、不要な書籍が増える心配がなく、生活がすっきりします。
書籍の断捨離をしてみてはいかがでしょうか。手放すことで、新たな読書の形が見つかるかもしれません。