余裕のある快適な生活空間を実現するために、持ち物を最小限にしたいと思っている方へ。
思わず手に取ってしまいがちな、部屋を散らかしてしまう可能性のあるアイテムを7つご紹介します。
次にお買い物をされる際には、この記事を思い出して、不要な出費を避ける参考にしてください。
大きすぎる収納家具
「多くの物を持っているから大きな収納が必要」と感じることがあるかもしれませんが、大型の収納家具はすぐに購入するのではなく、慎重に考えることをお勧めします。
不要な物がまだ多く残っている可能性があります。
断捨離をして必要なものだけを選ぶつもりでも、未だに不要なアイテムが残っていることは少なくありません。
私自身も、物を持たない生活を心がけていますが、春の引っ越しを機に持ち物を全て出してみたところ、「もっと早く処分すべきだった」と感じた物が多くありました。
小さな住まいでさえ、気がつくと物で溢れてしまいます。
大型家具を購入する前には、自分が持っている物を全て確認してからにしましょう。
大型家具は価格も高く、処分する際にも困難を伴います。
一度購入すると、その取り扱いに悩むことが多いため、オープンシェルフなど大きな家具の処分に苦労している方も少なくないです。
小さなアクセサリーや飾り物
小さなアイテムの購入には注意が必要です。
例えば、以下のようなものがあります。
- 小さな装飾品やフィギュア
- お土産屋で見つけることができる記念品
- クリスタルやガラスの装飾品
- マグネット、フォトフレーム、キャンドルスタンドなど、手軽に購入できる小物類
これらは価格が手頃で、手に取りやすく、自分で購入したりプレゼントとしてもらったりすることが多いですが、所有すると一時的に満足するものの、数量が増えると散らかりの原因になります。
すでに家に多くの雑貨や飾り物がある方は、新しく購入する前に、既存のアイテムをどの程度活用しているか再考してみましょう。
また、雑貨の購入がやめられない方は、半年間雑貨を買わないというチャレンジをしてみることで、無駄遣いを抑える効果が期待できます。
一機能専用のキッチンアイテム
特定の機能に特化したキッチンツールや家電は、不必要に増やさないでください。
例えば、以下のようなアイテムがあります。
- ゆで卵専用機:日本ではあまり普及していないかもしれませんが、通常の鍋で代用可能です。
- エッグセパレーター:卵白と卵黄を分ける道具ですが、卵の殻や手を使って簡単に分けることができます。
プロのシェフたちは、このような専用ツールを使用せず、基本的な技術を使ってキッチン作業を効率的に行います。
アボカド専用スライサーやニンニク専用の道具なども、通常のナイフやスプーンで代用可能です。
キッチンスペースを有効に活用し、余計な洗い物を増やさないためにも、シンプルな道具を使って様々な料理をこなすよう心がけましょう。
安価な衣服
低価格の衣服を過度に購入することは、整頓された生活を送る上で障害となります。
ファストファッションは手軽に衣服を手に入れる手段を提供しますが、これらの製品は耐久性が低いことが多く、首元の伸びや糸の解れが早く発生することも珍しくありません。
低価格ゆえに、気づけば必要以上に多くを購入してしまうことがあります。
その結果、クローゼットはすぐに溢れ、散らかりやすくなります。購入する服を控えめにし、高品質な衣服への投資を心がけると、クローゼットの整理もしやすくなります。
もし高価な衣服の購入が難しい場合は、良質な古着を選ぶのも良い選択です。
これにより、少しずつ資金を貯めて、質の高いアイテムを手に入れることが可能です。
紙の書籍
本や雑誌は、部屋が散らかる原因となることがあります。
書籍をたくさん持つ方は、これ以上増やさないように電子書籍への移行を考えてみると良いでしょう。
実際、私も電子書籍やオーディオブックを活用することで、以前に比べてかなりスペースを節約できるようになりました。
普段は電子書籍で読書を楽しみ、デジタル化されていない本は図書館から借りることをお勧めします。
これにより、家に新しい書籍を増やすことなく、整理された読書環境を保つことができます。
マグカップ、タンブラー、水筒
マグカップや水筒はもともと単なる日常用品ですが、最近ではデザイン性を競うアイテムとしても注目されています。
例えば、「S’well」ブランドの水筒のように、スタイリッシュなデザインが特徴の商品が多く市場に出回っています。
Starbucksのような企業が季節ごとに新しいタンブラーを発売することで、私たちの関心を引きますが、基本的にこれらは飲み物を入れるための容器に過ぎません。
趣味でコレクションするのでなければ、日常的に使う数個のマグや水筒で充分です。
新たに購入することなく、使用する個数を制限する、置く場所を限定するなどして、不要な蓄積を避けるようにしましょう。
また、新しいものを購入したら古いものを処分する「ワンインワンアウト」のルールを設けるのも効果的です。
未来の自分のための買い置き
オンラインショッピングや店舗での買い物をしていると、「今は必要ないけれど将来的に役立つかもしれない」と思わせるアイテムに出会うことがあります。
しかし、実際にはそのようなアイテムはほとんど使用されることはありません。
特に、家にすでに似たようなものがある場合、予備的な購入は部屋を散らかす原因となりがちです。
未来の自分のためと考えて購入するのではなく、現在の自分が本当に必要としているものだけを選ぶよう心がけましょう。
まとめ
今回は、部屋が散らかりがちになるアイテムを7つ挙げてみました。
自分がつい買ってしまうものが他にもあるかもしれませんが、購入が楽しい一方で、物が増えすぎると生活空間を圧迫し、ストレスの原因になることを忘れないでください。