結論|台湾カステラの型がないときの代用おすすめ3選(迷う時間をゼロに)
先に結論です。代用品はこの3つ。ポイントは「作りやすさ」「安全性」「湯せん(蒸し焼き)との相性」です。
- ①牛乳パック:成形しやすく、高さも出しやすい(まずコレ)
- 四角い形が作りやすく、深さも確保しやすいので初心者向き
- ただし湯せんで水に触れるとふやけやすいので、使うなら“濡らさない工夫”が前提
- ②新聞紙:最速で作れる応急処置向き(食品が直接触れない工夫が前提)
- いま材料が手元にあればすぐ作れる反面、強度は出しにくい
- **クッキングシートで全面を覆って「直接接触ゼロ」**にしないと不安が残る
- ③ダンボール:強度は出るが、基本は“外枠サポート”向き(食品が直接触れない工夫が前提)
- 型の外側から支えると安定感が出るので「倒れそう…」を減らしやすい
- 印刷や接着剤の面があるため、基本は食品に触れさせない外枠として使うのが安心
「どれにするか迷う…」という人は、次の3つで判断すると早いです。
- 漏れない(底が抜けない・すき間がない)
- 生地がゆるいので、少しのすき間でも漏れやすい
- 倒れない(ぐらつかない・型が開かない)
- 高さが出る分、倒れると一発アウト。天板に置いて押しても安定するか確認
- 食品が直接触れない(紙・印刷面・接着剤面を触れさせない=内側は必ずライニング)
- 「直接触れない」だけで安全性も仕上がりもグッと上がる
さらに迷う場合は、この目安も使ってください。
- とにかく簡単に成功させたい → 牛乳パック
- 今すぐ必要で、応急でOK → 新聞紙(全面ライニング必須)
- 安定感が不安で補強したい → ダンボール(外枠サポート)
代用型づくりの共通ルール(失敗しないためのチェックリスト)
代用品の種類に関係なく、ここを外すと一気に危険&失敗しやすくなります。作る前にチェックしてください。
台湾カステラは生地がゆるめで、焼いている途中にふくらみます。つまり、型に求められるのは「形」よりも耐える力です。ここを押さえるだけで、漏れ・倒れ・焼きムラの確率がグッと下がります。
必須チェック
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内側が全面ライニングされている
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クッキングシートで底〜側面まで“すき間ゼロ”になっている
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紙(印刷面・接着剤面)や段ボールの繊維に、生地が直接触れない
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底抜け防止ができている
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底は二重(または折り込み)になっていて、押しても抜けない
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角や継ぎ目に「開き」がない(少しでも開くと生地が漏れやすい)
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安定して置ける
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天板に置いた状態で、指で軽く押してもグラつかない
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高さが出ても倒れないよう、必要なら外枠で支えられる
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固定方法が安全
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ホチキスを使う場合は「内側に針が出ない」構造にする(できれば外側固定)
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テープは耐熱タイプを想定し、食品に触れる位置には貼らない
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天板・バットで“受け皿”を用意できている
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万一少し漏れてもオーブン庫内を汚さないよう、下に天板・バットを敷く
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湯せんの場合は、水を張るバットの上で安定するサイズか確認
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生地を入れる前に最終チェックしている
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仕上げに型を両手で軽く持って「ねじれ・たわみ」がないか確認
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継ぎ目が開きそうなら、外枠補強(ダンボール等)に切り替える
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サイズが現実的(追記)
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小さすぎるとあふれやすい/大きすぎると薄くなって高さが出にくい
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天板・バットに無理なく置けるサイズ(オーブンの壁に触れない)になっている
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湯せん焼き(蒸し焼き)をする場合は特に重要
湯せん焼きはしっとり仕上がりやすい反面、代用品にはハードモードです。水分・蒸気で「ふやけ」やすい素材が多いので、次のチェックを追加してください。
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水に濡れても崩れない設計になっている
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牛乳パックや紙素材は、濡れると一気に弱くなる
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「湯せんするなら濡れない配置にできるか?」を先に考える
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水位(お湯の高さ)を想定している
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お湯が型の下半分に当たると危険度が上がる
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不安なら水位を低めにする/そもそも湯せんを避ける
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漏れチェックを事前にしている
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型を作ったら、キッチンペーパー等を中に入れて軽く押し、継ぎ目が開かないか確認
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ほんの少しでも不安があれば、外枠補強か専用型へ切り替える
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お湯の温度・量を“控えめ”に設定できる
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グラグラ沸騰させず、静かに温かい状態を保つイメージで進める
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お湯を入れすぎると型の下側が濡れやすいので、量を調整する
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湯せん用バット内で型が動かない工夫がある
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焼いている間に揺れて倒れないよう、バットの中央に置く
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不安なら外枠で囲う/周囲に耐熱容器を置いて“倒れ止め”にする
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途中で異変があったら中止できる前提で準備している
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ふやけ・漏れ・焦げ臭さが出たら無理に続行しない
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取り出しやすいよう、ミトンや耐熱手袋を先に用意しておく
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蒸気対策ができている(追記)
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ライニングは「底だけ」ではなく側面までしっかり覆う
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蒸気で紙がベタつく前提で、強度に余裕を持たせている
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共通のNG(やってはいけないこと)
- 直火や熱源の近くに置く(焦げ・発火リスク)
- 印刷面・接着剤面を食品に触れさせる(インク移り・におい移りの原因)
- 水濡れ・漏れを放置して焼く(焼きムラだけでなく、危険につながる)
「安全に不安が残る」「湯せんで確実にやりたい」という場合は、代用品にこだわらず専用型に切り替えるのが結果的に早いです。
代用① 牛乳パック(作りやすさ重視)
牛乳パックが向くケース/向かないケース
向くケース
- なるべく簡単に「それっぽい型」を作りたい(工作が苦手でも形にしやすい)
- 高さを出したい(深さが欲しい/台湾カステラらしい“ふわっ”とした厚みを出したい)
- 応急処置でも仕上がりを崩したくない(四角く整えやすい)
- できれば材料費ゼロで済ませたい(家にある率が高い)
- クッキングシートでしっかり内側を覆う手間はかけられる
向かないケース
- 湯せん焼きで、型が水に触れる可能性が高い(ふやけると強度が急に落ちる)
- 高温・長時間の焼成になりそう(焦げや変形が不安)
- オーブン内で型が不安定になりそう(細長く作りすぎる/天板が小さい等)
- におい移りが気になる(乾燥不足や、パックの保管臭が残っている場合)
牛乳パック型の作り方(最短手順)
目標は「漏れない・倒れない・内側が完全に覆われている」の3点です。
- 牛乳パックを洗って完全に乾かす(湿っているとふやけやすい)
- すすいだ後は水気を切り、できればしばらく置いて乾燥させる
- 開いて成形する(作りたいサイズに合わせて折る)
- 角をしっかり折って“箱感”を出すと、焼いている間の変形が減る
- 底を二重にして固定する(底抜け防止が最重要)
- 折り込みを増やして、底面がたわまないようにする
- 内側にクッキングシートを敷く
- 底→側面の順で敷くとズレにくい
- 取り出しやすいよう、上部に少し“持ち手”を残す
- 角にシワが寄りすぎると生地が入り込みやすいので、できるだけ面をなだらかに
- 天板の上で安定チェック
- 指で押してもグラつかない
- 角が開いたり、底が浮いたりしない
- 不安があるなら、外枠(ダンボール等)で横から支える
仕上がりを良くする小ワザ(時間があれば)
- 型の上端を少し折り返して“フチ”を作ると、形が保ちやすい
- クッキングシートは上部に余白を残し、焼けたあとに引き上げやすくする
- 生地を入れる前に空の状態で一度持ち上げ、ねじれないか最終確認する
牛乳パック型の注意点(失敗・事故を避ける)
- 湯せん焼きは条件付き:水に触れるとふやけやすいので、濡れない置き方・漏れチェックが必須
- 湯せんをするなら、水位を控えめにし「型の下側が濡れない」配置を優先する
- 高温・長時間は避ける方向で:焦げ・変形が不安なら、無理せず専用型へ
- 焦げ臭さが出たら一度止めて確認し、続行しない判断も大事
- 取り出し対策は最初に:クッキングシートの余白(持ち手)があると崩れにくい
- 焼き上がり直後は柔らかいので、無理に型から押し出さない
- 漏れ対策は“受け皿”もセット:天板やバットを下に敷き、万一の漏れでも庫内を汚さない
代用② 新聞紙(最速・応急処置向き)
新聞紙が向くケース/向かないケース
向くケース
- 今すぐ型を用意したい(家にある率が高い/準備が最短)
- 多少工作してもいいので、サイズを自由にしたい(高さや幅を調整しやすい)
- 「今日はとりあえず焼ければOK」で、見た目よりスピードを優先したい
- オーブンに入るサイズに合わせて、臨機応変に形を変えたい
向かないケース
- 湯せん焼きで水分が多い(ふやけやすい/崩れると一気に事故率が上がる)
- 食品の安全性が不安で、完全ライニングが面倒に感じる
- しっかり高さを出したい(強度を確保する工夫が必要)
- 長時間焼成になりやすいレシピで作る予定(乾燥・焦げのリスクが上がる)
※新聞紙は生地を直接触れさせない前提です。必ず内側を覆います。さらに安心したい場合は、新聞紙そのものは“外側の枠”にして、内側はクッキングシートでしっかり箱を作るイメージにすると失敗しにくいです。
新聞紙型の作り方(最短手順)
- 新聞紙を複数枚重ねて厚みを作る(薄いとすぐ崩れる)
- 目安は「指で押してもヘタらない」程度。迷ったら厚めに
- 筒状(四角でも丸でもOK)に成形する
- 角を立てたい場合は、折り目をしっかり付けて“箱感”を出す
- 底を作って固定する(底抜け防止)
- 底は一枚で済ませず、折り込みを増やして二重・三重にしておく
- 内側をクッキングシートで全面ライニング
- すき間があるとインク移り・におい移りの原因
- 底→側面の順に敷くとズレにくい
- 上部に少し余白を残し、焼けた後に引き上げやすくする
- 天板で安定チェック(倒れるなら補強してから焼く)
- ぐらつく場合は、外側をもう1周巻いて強度アップ
- それでも不安なら、ダンボール等で“外枠サポート”を付ける
仕上がりを安定させるコツ(できる範囲で)
- 型が開きやすい継ぎ目は、外側からしっかり固定して「広がり」を防ぐ
- クッキングシートは角にシワが寄りすぎないよう、軽く切り込みを入れてなじませる
- 生地を入れる前に、空の状態で軽く持ち上げて“ねじれ”がないか最終確認する
新聞紙型の注意点(失敗・事故を避ける)
- 湯せんは特に難易度が上がる:蒸気や水でふやけ→崩れやすい。条件が厳しいなら避ける
- 湯せんをするなら、水位を低めにし「型が濡れない」配置を最優先
- 熱源に近づけない:焦げ・発火リスクを避けるため、オーブン内で壁に触れない配置を意識
- 焼いている途中にズレないよう、天板の中央に置く
- におい移り・インク移り対策は“全面ライニング”が必須:底だけでは不十分
- 使い捨て前提:再利用すると衛生面・強度面で不安が残る
- 一度でも湿ったら強度が落ちるので、同じ型を繰り返し使わない
代用③ ダンボール(強度は出るが“外枠”向き)
ダンボールが向くケース/向かないケース
向くケース
- 型が倒れるのが不安で、外側からしっかり補強したい
- 応急処置でも「とにかく安定感」を最優先したい
- 牛乳パックや新聞紙だけでは強度が足りないと感じる
- オーブン内で型が動きやすく、横倒れが心配
- 多少手間が増えても、安全側に倒した構造にしたい
向かないケース
- ダンボールの印刷・接着剤・におい移りが気になる
- 食品に触れない構造を作るのが難しく感じる
- 湯せん焼きで濡れる可能性が高い(強度が一気に落ちる)
- 高温・長時間の焼成になりそうなレシピを使う予定
※ダンボールは基本的に、食品に触れさせない外枠サポートとして使うのが安心です。あくまで「中の型を支える役割」と割り切ることで、失敗や事故のリスクを下げられます。
ダンボール型の作り方(外枠サポートとして)
- 清潔で未使用に近い部分を選ぶ(汚れ・においが強いものは避ける)
- 食品箱の内側など、比較的においが少ない面を選ぶ
- 外枠(補強枠)を作る
- 中に入れる型(牛乳パック・新聞紙型など)より一回り大きく作る
- 横から支えて「倒れない・広がらない」状態を目指す
- 内側はクッキングシートで完全ライニング
- 「食品に接触する面」をゼロにするのが最重要
- ダンボール自体には生地を入れない
- 角・底を補強して安定させる
- 角は二重・三重に折って潰れにくくする
- 天板の上で押しても歪まないか必ず確認
安定性を上げるための追加ポイント
- 外枠の底を少し広めに取ると、重心が下がって倒れにくい
- 中の型と外枠のすき間が大きい場合は、耐熱容器などでスペースを埋める
- 焼成前に空の状態で一度持ち上げ、グラつきがないか最終確認する
ダンボール型の注意点(失敗・事故を避ける)
- 直火NG/高温NGの考え方:少しでも危ないと感じたら使わない(安全最優先)
- 焦げ臭さや異音を感じたら、途中でも中止する
- 湯せんは濡れる設計ならNG寄り:外枠でも濡れない工夫が難しいなら避ける
- 湯せんをする場合は、水位を低めにし外枠に水が当たらない配置を徹底
- におい移りの可能性を常に想定する
- ダンボール特有の紙臭が強い場合は使用しない
- 不安が残るなら専用型へ:仕上がりよりも、まず安全
不安なら「基本の台湾カステラ型」もアリ(買う判断ができる)
代用品は便利ですが、台湾カステラは「高さ・焼きムラ・取り出しやすさ」で差が出やすいお菓子です。今後も作るなら、専用の型が結果的にラクになることも。
特に台湾カステラは、焼いている途中に生地が大きくふくらみ、焼き上がり直後はとても柔らかいです。そのため「型が少しでも歪む」「取り出しに手間取る」だけで、せっかくの高さがつぶれたり、側面が破れたりしがち。代用品で一度うまくいっても、毎回同じ条件を作るのは意外と難しいので、繰り返し作る予定がある人ほど専用型のメリットが大きいです。
おすすめの型タイプと選び方
- 深さがある型:高さが出やすい
- 台湾カステラらしい“ふわっ”とした厚みを出したいなら、浅い型より深さ重視
- 生地がふくらむ前提で、あふれにくい余裕(高さ)を確保できると安心
- 安定して置ける形:倒れにくい
- 湯せんバットの上でもガタつかず、持ち上げても歪みにくいものが扱いやすい
- 型が軽すぎるとお湯の中で動くことがあるので、安定感もポイント
- 湯せん焼きをする人は特に:水に強く、ゆがみにくい材質・構造が安心
- 湯せんは水分・蒸気の影響が大きいので、紙系の代用品より専用型が圧倒的に安定
- 角の継ぎ目が弱い型より、しっかりした作りのものが失敗しにくい
- 取り出しやすさもチェック:崩れやすいお菓子ほど差が出る
- 側面がきれいに外せる/敷紙が収まりやすい形だと、仕上がりが整いやすい
- 取り出しがスムーズだと、冷ます工程でも形を保ちやすい
代用品 vs 専用型(違いを一発比較)
- 安全性:専用型のほうが安心材料が多い
- 食品に触れる前提で作られているので、におい移り・素材の不安が少ない
- 仕上がり:専用型は焼きムラが出にくく、形も整いやすい
- 型が歪みにくいぶん、側面がきれいに立ち、見た目も台湾カステラらしくなる
- 手間:代用品は作る手間がかかる/専用型は毎回の再現性が高い
- 代用品は「作る→補強→漏れチェック」までセット
- 専用型は準備がシンプルで、次回以降のストレスが減る
- 再現性:次も同じ条件で焼けるのは専用型
- 同じサイズ・同じ強度で繰り返せるので、レシピの調整もしやすい
「今回だけ」なら代用品でOK。「次も作りたい」「湯せんで確実に仕上げたい」「見た目もきれいに仕上げたい」なら、専用型が近道です。
まとめ|型がなくても代用品で焼ける(ただし安全が最優先)
台湾カステラの型がないときは、家にあるもので代用できます。大事なのは「形を作ること」よりも、焼いている間に崩れない・漏れない・食品に触れさせない状態を保つことです。
- おすすめ順は:①牛乳パック → ②新聞紙 → ③ダンボール(外枠サポート)
- 失敗しない共通ルールは3つ:漏れない/倒れない/食品が直接触れない(内側は完全ライニング)
- 迷ったときの決め方:
- できるだけ簡単に成功させたい → 牛乳パック
- とにかく今すぐ必要 → 新聞紙(全面ライニング必須)
- ぐらつきが怖い → ダンボールで外枠サポート
作る前に、チェックリストどおりに「内側の全面ライニング」「底抜け防止」「天板での安定確認」までやっておくと、失敗率をかなり下げられます。特に湯せん焼きをする場合は、水位や濡れ対策が甘いと一気に難易度が上がるので、無理しないのがコツです。
少しでも不安がある場合は無理をせず、基本の型(専用型)に切り替えるのが安全で確実です。安全面に加えて、仕上がりの高さや取り出しやすさも安定するので、「次も作りたい」と思ったら専用型を選ぶほうがラクになります。

