導入:洗面台が流れないときは「状況確認→段階対処→業者判断」で解決が早い
洗面台の水が流れないトラブルは、原因を大きく外さずに順番どおり試すと、短時間で改善できることがあります。
洗面台の詰まりは、入口付近の髪の毛や石けんカスなど「見える原因」から、排水管の奥にたまった汚れや異物まで幅があるため、いきなり強い対処をするより、軽い方法から段階的に進めるほうが安全です。
焦って水を流し続けたり、薬剤を重ねて使ったりすると、逆流や漏水につながることもあるため注意が必要です。
特に全く流れない状態で水を溜めると、あふれて床や収納を濡らしてしまい、後片付けが大変になるだけでなく、集合住宅では階下への影響が出る可能性もあります。
特に塩素系と酸性の洗剤を混ぜるのは危険なので、同時使用や連続使用は避けてください。
別の薬剤を試したい場合でも、十分に水で流して換気し、時間を空けてからにすると安心です。
配管に負担がかかる熱湯をそのまま流すのもリスクがあるため、温度には気をつけましょう。
配管やパッキンは熱に弱い場合があり、詰まりを直すつもりで別の不具合を作ってしまうことがあります。
このあと紹介する手順は「原因を切り分ける→自分でできる範囲を安全に試す→危険サインがあれば早めに切り替える」という流れです。
順番に確認するだけで、やるべきことが整理できて迷いにくくなります。
まず最初の30秒チェック(読むべき章に誘導)
最初に症状を短く確認すると、無駄な作業を減らして安全に進められます。
ここでの目的は、詰まりの強さと危険度をざっくり把握し、「自分で試してよい状況か」「先に相談すべき状況か」を見分けることです。
特に「溢れそうか」「異物っぽいか」「漏れていないか」を先に見ておくと、やってはいけない動き(無理に水を足す、押し込む、薬剤を重ねる)を避けやすくなります。
このチェックは、細かい原因を特定するためというより、次にやるべき行動の優先順位を決めるためのものです。
少しずつ流れる/全く流れない/逆流する
少しずつ流れる場合は汚れの蓄積が多く、全く流れない・逆流する場合は詰まりが強いか異物の可能性が高いです。
少しずつ流れるなら、まずは排水口周りの清掃や洗浄で改善することが多い一方、逆流がある場合は無理に水を足すほど溢れる危険が高まるため、以降の作業は慎重に進める必要があります。
また、「最初は流れていたのに途中で止まる」「水位が上がってからゆっくり下がる」など、流れ方の変化もヒントになります。
水位が上がりやすいほど詰まりが強い傾向があるので、確認するときは一気に水を流さず、少量で様子を見るのが安全です。
ゴボゴボ音・悪臭の有無
ゴボゴボ音や強い悪臭があるときは、排水トラップ付近の詰まりや封水の乱れが疑われます。
音が出るときは空気の通り道が狭くなっていることが多く、臭いが強いときは汚れが長く滞留しているサインのことがあります。
対処後も音や臭いが残るなら、奥側の原因も視野に入れるとよいです。
さらに、臭いが急に強くなった場合は、詰まりで水の流れが弱くなって汚れが残りやすくなっている可能性があります。
逆に、普段は臭わないのに一時的に臭うだけなら、封水が乱れていることもあるため、対処後に数回水を流して様子を見ると判断しやすくなります。
異物を落とした心当たりの有無
キャップやアクセサリーなどを落とした可能性があるなら、押し込む作業は避けて早めに業者へ相談するのが安全です。
異物が原因のときは、ラバーカップや大量の水で奥へ移動させると回収が難しくなり、作業が大きくなることがあります。
落とした直後から急に流れが悪化した場合は、異物の可能性を優先して考えましょう。
「カランと音がした」「何かが消えた気がする」「排水口の奥に光るものが見える」などの心当たりがある場合は、まず見える範囲で確認し、無理に流さないのが基本です。
異物が疑わしいときほど“押す”より“止める”判断が重要になります。
収納内(配管周り)の濡れ・漏れがないか
洗面台下の収納を開けて濡れがある場合は、詰まりだけでなく漏水の可能性もあるため無理に作業しないでください。
タオルで拭いてもすぐ湿る、つなぎ目付近に水滴があるなどの状態なら、詰まり解消より先に被害拡大を止めることが重要です。
賃貸や集合住宅では管理会社への連絡も含めて、早めに相談すると安心です。
濡れがあるときは、どこが濡れているか(床か、配管の継ぎ目か、壁側か)を軽く確認しておくと、相談時に状況が伝わりやすくなります。
水を流すほど漏れが増える場合は、作業を中止して被害が広がらないようにしましょう。
洗面台が流れない主な原因(切り分け)
原因を当てにいくより、よくある順に確認していくと失敗が少なくなります。
ポイントは「どこで詰まっていそうか」と「詰まりの強さ」をざっくり見極めることです。
たとえば、少しずつ流れるなら汚れの蓄積が多く、急に全く流れなくなったなら異物や大きな塊が関係していることがあります。
原因の傾向が分かると、次の対処法も選びやすくなります。
排水口の髪の毛・ゴミ・石けんカス
洗面台は髪の毛やホコリに加えて、石けんカスや歯磨き粉の残りが絡みやすく、入口付近で流れが悪くなることがあります。
見た目は少量でも、ぬめりと絡むとネット状になって水をせき止めるため、いきなり流れが鈍く感じることがあります。
水が渦を巻きながらゆっくり落ちる、排水口の周りに白っぽいカスが付いている、といった場合はこの原因が疑われます。
排水管内のぬめり・汚れの蓄積
日々の汚れが少しずつ付着して管の内側が狭くなると、水が渦を巻いたり、時間がかかって流れたりします。
このタイプは「完全に止まる前の段階」で起きやすく、最初は違和感程度でも、数日〜数週間かけてじわじわ悪化することがあります。
臭いが出やすいのも特徴で、排水口を覗くとヌルヌルした汚れが見える場合は蓄積が進んでいるサインです。
皮脂・整髪料・化粧品など油分の固着
手洗いの皮脂や整髪料、化粧品の油分が冷えて固まると、ぬめり汚れと一緒に層になって詰まりやすくなります。
油分は単体だと流れていきそうでも、石けんカスやホコリと混ざると粘り気のある汚れになり、配管の内側に貼り付くように残ります。
水温が低い時期に流れが悪化しやすい、ぬるっとした汚れが多い、といった場合は油分の影響も考えるとよいです。
S字/P字トラップ付近の詰まり
洗面台の下にある曲がった配管は異物や汚れが溜まりやすく、ゴボゴボ音や悪臭の原因になりやすいです。
トラップは水を溜めて臭いを防ぐ役割がありますが、曲がっている分だけ汚れが引っかかりやすく、流れが弱いときに詰まりが進行しやすい場所でもあります。
水を流すと「ゴボゴボ」と空気が抜ける音がする、臭いが強い、という場合はトラップ周辺を疑います。
異物落下(キャップ・アクセ等)
小さな物を排水口に落とすと、引っかかった場所で汚れが集まり、突然流れなくなることがあります。
特に「落とした直後から急に流れが悪化した」「カランという音がした」などの心当たりがあるときは、異物が詰まりの芯になっている可能性が高いです。
この場合は無理に押し流すと奥へ移動して回収しにくくなるため、対処法の選び方に注意が必要です。
奥側の詰まり/配管不具合(劣化・勾配不良など)
建物側の配管の奥で詰まっている場合や、劣化や勾配不良がある場合は、自分での解消が難しいケースがあります。
洗面台だけでなく他の排水も流れが悪い、繰り返し詰まる、対処してもすぐ戻る、といったときは奥側の原因を疑います。
見えない部分で詰まりが進んでいると、強く逆流したり漏水が起きたりすることもあるため、危険サインがある場合は早めに相談するのが安心です。
自分でできる洗面台の詰まり解消方法(段階×目安×成功サイン)
安全に試すために、軽い方法から順番に進めるのが基本です。
最初にできることを丁寧にやるだけで直る詰まりも多いため、いきなり強い薬剤や力技に頼らず、手順どおりに進めましょう。
作業前にゴム手袋、バケツ、雑巾を用意して、周囲が濡れても大丈夫なように養生しておきましょう。
洗面ボウルの上に置いてある小物は片付け、床にタオルや新聞紙を敷いておくと、汚れや水はねに慌てずに済みます。
薬剤を使うときは必ず換気し、説明書の使用量と放置時間を守ってください。
途中で別の洗剤を足したり、複数の薬剤を続けて使ったりすると危険な場合があるため、1つずつ試してから判断するのが安全です。
各ステップは「少量の水で確認→改善が弱ければ次へ」という流れにすると、溢れを避けつつ変化が分かりやすくなります。
方法① 排水口のゴミや髪の毛を取り除く
目安は5〜10分で、原因が入口付近ならこれだけで改善することもあります。
洗面台の詰まりは、まずここで引っかかっているケースが多いです。
ヘアキャッチャーや排水口カバーを外し、目に見える髪の毛やゴミを取り除きます。
取り出したゴミはそのまま流さず、ティッシュなどで包んで処分すると再付着を防げます。
ぬめりが強い場合は、スポンジや歯ブラシで軽くこすって汚れを落としましょう。
成功サインは、水を少し流したときに水位が下がり、スムーズに流れることです。
改善が弱い場合は、次の方法へ進みます。
方法② パイプクリーナーを使用する(選び方と手順)
目安は放置時間を含めて30〜60分です。
ぬめりや汚れの蓄積に向いており、排水管の内側に付いた汚れを溶かして流しやすくします。
髪の毛向け、ぬめり向けなど用途表示に合わせて選びましょう。
規定量を排水口に入れ、所定時間放置したあと、十分な水で流します。
渦が強くなり、流れるスピードが改善すれば成功の目安です。
塩素系と酸性の洗剤は絶対に混ぜないでください。
別の薬剤を使う場合は、十分に水で流してから時間を空けます。
方法③ お湯で油分の固まりを溶かす
目安は10〜20分です。
整髪料や皮脂など油分が原因のときに効果が出やすい方法です。
熱湯ではなく、少し冷ましたお湯をゆっくり注ぎます。
いきなり大量に流さず、少量ずつ様子を見ながら進めましょう。
水がスッと引いていく感覚があれば改善傾向です。
改善しない場合は、固い詰まりや別の原因が考えられます。
方法④ ラバーカップ(スッポン)を使う
目安は5〜10分です。
詰まりを動かして通水を回復させる方法で、物理的に汚れの塊を崩します。
オーバーフロー穴をタオルなどでふさぎ、密閉度を高めます。
カップが隠れる程度まで水を溜め、しっかり密着させてから動かします。
押すよりも引く動きを意識すると、奥へ押し込むリスクを減らせます。
水位が大きく動き、一気に流れれば成功です。
異物を落とした可能性がある場合は、無理に押し込まないでください。
ここで止める判断(悪化回避)
繰り返しても改善しない場合は、無理をせず止めることが大切です。
全く流れない状態や逆流がある状態で水を溜め続けると、溢れや漏水のリスクが高まります。
収納内が濡れている、配管の継ぎ目から水がにじむなどの症状があれば、作業を中止しましょう。
異物の可能性があるときは、押さずに相談へ切り替えるのが安全です。
業者に依頼すべき判断基準(チェックリスト)
次のチェックに当てはまるほど、早めに業者へ依頼したほうが結果的に安全で早いことが多いです。
自分で対処できる詰まりもありますが、無理に続けると「押し込んで悪化する」「溢れて周囲を濡らす」「漏水に気づかず被害が広がる」など、別のトラブルにつながることがあります。
特に不安が強い場合は、危険サインが1つでも当てはまれば相談を優先し、状況を見てもらうほうが安心です。
すぐ依頼を検討したいサイン
全く流れない・水が溜まり続ける状態は、詰まりが強い可能性が高いです。
水位がまったく下がらない場合は入口付近だけでなく、トラップや奥側で強く詰まっていることもあります。
逆流して溢れそうな場合は、周囲を汚すだけでなく漏水につながるため急ぎの対応が必要です。
特に洗面台下の収納に水が回ると気づきにくく、床材や壁の劣化につながることがあります。
異物を落とした可能性があるなら、押し込まずにプロの回収を検討します。
異物が引っかかっていると、汚れが集まって短時間で詰まりが悪化しやすく、ラバーカップなどで奥へ移動させると取り出しが難しくなることがあります。
複数の対処を試しても改善しない、むしろ悪化したと感じる場合は、奥側で詰まっている可能性があります。
水位が動かない、音だけ大きくなる、臭いが強くなるなどの変化が出たら、いったん止めて切り替える判断が大切です。
収納内が濡れる、床が湿るなど漏水の疑いがあるときは、被害が広がる前に依頼するのが安心です。
タオルで拭いてもすぐ湿る、つなぎ目付近が濡れているなどの場合は、詰まり以外にパッキンや部材の不具合が隠れている可能性もあります。
強い悪臭や異音が続く場合は、トラップ周りの不具合や封水切れの可能性もあります。
詰まりが原因で封水が乱れていることもあるため、対処後も臭いが戻る場合は点検してもらうと再発防止につながります。
放置すると起こりやすいこと
詰まりを放置すると、汚れが固着して自力では動かせない状態になりやすいです。
軽い詰まりでも時間が経つほど汚れが層になり、洗浄剤やお湯が効きにくくなることがあります。
逆流や溢れが起きると、床や収納を濡らしてカビや腐食の原因になることがあります。
見えない場所で水が回ると、乾いたように見えても内部に湿気が残り、臭いや傷みの原因になることもあります。
集合住宅では階下漏水につながるリスクもあるため、早めの判断が重要です。
被害が広がると復旧に時間がかかり、清掃や補修も必要になることがあるため、危険サインがあるときは早めに切り替えるのが結果的に負担を減らします。
賃貸・集合住宅で先に確認すべきこと(トラブル回避)
賃貸や集合住宅では、自己判断で進める前に確認しておいたほうが安心なポイントがあります。
詰まりの原因が室内の洗面台だけとは限らず、建物全体の配管(共用部)に関わるケースもあるためです。
誤って自己手配してしまうと、費用負担や対応の流れで損をする可能性もあります。
また、集合住宅では万が一の溢れや漏水が階下へ影響するリスクがあるため、「今は大丈夫そう」と感じても慎重な判断が大切です。
管理会社・大家に連絡する目安
全く流れない、逆流する、漏れがあるなど被害が広がりそうなときは、先に管理会社や大家へ連絡するのが基本です。
特に洗面台下の収納が濡れている、床が湿っている、異臭が強いといった症状がある場合は、設備不良が関係している可能性もあります。
連絡時は「いつから症状が出たか」「少しずつか全くか」「逆流の有無」「試した対処法」を簡潔に伝えるとスムーズです。
状況を共有しておくことで、管理側が業者を手配してくれるケースもあります。
共用管の可能性と費用負担の切り分け
自室の洗面台だけでなく、建物側の配管が原因の場合は対応方法や費用負担が変わることがあります。
同じタイミングで他の排水(浴室やキッチン)も流れが悪い場合や、近隣住戸でも同様の症状が出ている場合は共用管の影響が疑われます。
共用部が原因であれば、管理側の対応となることもあるため、自己判断で業者を呼ぶ前に確認するのが安心です。
二重手配や不要な出費を避けるためにも、まずは連絡して状況を共有しましょう。
勝手に分解・薬剤使用で注意すべき点
分解が必要になりそうな場合や強力な薬剤を使う場合は、契約内容や管理規約に抵触しないか確認しておくと安心です。
自己作業で部品を破損した場合、修理費用の負担が増える可能性があります。
特に薬剤の誤使用や無理な分解は、設備損傷や事故につながるリスクがあるため注意が必要です。
不安がある場合は、排水口の清掃など安全な範囲にとどめ、管理会社指定の業者があるか確認してから進めるとトラブルを防ぎやすくなります。
業者に依頼した場合の費用相場と作業の流れ(不安を減らす)
費用は症状と詰まりの場所、作業方法によって変わるため、相場は幅で理解するのが現実的です。
目先の金額だけで判断すると、必要な作業が含まれていなかったり、追加費用の説明が不十分だったりして不安が残ることもあります。
まずは「どの作業に該当しそうか」を知っておき、見積で作業内容と料金の内訳を確認することが大切です。
費用相場は「作業カテゴリ」で決まる
排水口付近の簡易清掃や軽作業で済む場合は、比較的短時間で終わることがあります。
入口付近の汚れや髪の毛の塊が主因なら、部品の取り外しと清掃で改善しやすく、作業内容もシンプルです。
薬剤処理や器具を使った除去作業が必要になると、作業時間と費用が上がりやすいです。
詰まりがトラップ付近にある場合は、状況に応じて器具で汚れを崩したり、分解して詰まりを取り除いたりするため、作業の手間が増えることがあります。
奥側の詰まりに対して高圧洗浄などが必要な場合は、作業規模が大きくなる傾向があります。
建物側の配管まで影響していると、汚れの範囲が広く、再発防止のために洗浄範囲を広げる提案を受けることもあります。
トラップの交換など部材交換が絡む場合は、部品代と作業費が加算されます。
割れや劣化、パッキン不良が見つかった場合は、詰まり解消と同時に交換したほうが安全なこともあり、費用は上がるもののトラブルの再発を減らせるケースがあります。
追加費用が出やすい要因(出張費・夜間・作業範囲拡大)
出張費や駐車料金、夜間や休日の割増があると、見た目の金額が上がることがあります。
急ぎの対応ほど割増がつきやすいため、「平日日中に対応できるか」「応急処置で翌日に回せるか」を考えるだけでも負担が変わる場合があります。
現場で詰まり箇所が想定より奥だった場合は、作業範囲が広がって費用が変動することがあります。
電話の段階では軽作業の想定でも、到着後に点検して奥側の詰まりが判明することは珍しくありません。
また、分解後に部材の劣化が見つかり、交換が必要になると追加費用が発生することがあります。
特に古い設備では、外した部品が固着していて再利用が難しいケースもあるため、交換の可能性があるかを先に確認しておくと安心です。
見積の段階で何が含まれていて何が追加になるのかを確認しておくと安心です。
「基本料金に含まれる作業」「追加になる条件」「追加が必要になったときの目安」を、口頭だけでなく明確にしておくとトラブルを避けやすくなります。
作業の一般的な流れ(見積→作業→通水確認→再発防止)
到着後は症状の聞き取りと状態確認を行い、作業方法を提案して見積を出す流れが一般的です。
ここで、少しずつ流れるのか、全く流れないのか、逆流の有無、試した対処法などを伝えると、原因の当たりがつきやすくなります。
見積に納得してから作業に入り、詰まりの解消後は通水確認で流れをチェックします。
水の引きが安定しているか、ゴボゴボ音が減っているか、臭いが改善しているかなど、複数のポイントで確認してもらうと安心です。
最後に再発防止の注意点や、日常でできる対策を案内してもらえることがあります。
詰まりの原因が髪の毛なのか、油分やぬめりなのかによって予防のコツが変わるため、原因の説明もあわせて聞いておくと次回の対処が楽になります。
失敗しない業者選びのポイント(見積明確化・説明・料金体系)
電話や問い合わせの時点で、料金体系が分かりやすいか、作業内容を説明してくれるかを確認すると安心です。
「基本料金」「出張費」「夜間休日の割増」「追加作業の条件」など、聞いても曖昧な場合は慎重に判断したほうがよいことがあります。
見積前に作業を進めない方針か、追加費用が発生する条件が明確かもチェックしましょう。
現場で作業が増える可能性はありますが、その場合に事前説明と同意があるかどうかで安心感が変わります。
問い合わせ時は、少しずつ流れるのか全く流れないのか、試した方法、築年数の目安などを伝えると見積がブレにくいです。
可能なら「いつから症状が出たか」「異物を落とした心当たりがあるか」「臭いや異音の有無」も添えると、必要な準備や作業の想定が立てやすくなります。
洗面台の詰まりを防ぐ予防方法(今日からできる)
詰まりは一度解消しても、原因が残ると再発しやすいため予防が重要です。
洗面台は髪の毛や石けんカスが少しずつ溜まりやすい場所なので、「汚れを溜めない」「固めない」「落とさない」の3つを意識するとトラブルを減らせます。
毎日の習慣:髪の毛を溜めない/使用後の軽い掃除
髪の毛やゴミは溜まる前に取り除くほうが、手間も臭いも増えにくいです。
手洗いや洗顔のあとに、排水口の周りをサッと確認して、見える髪の毛だけでも取り除く習慣があると詰まりにくくなります。
使用後に排水口周りを軽く流して、石けんカスや歯磨き粉の残りを溜めないのも効果的です。
鏡や洗面ボウルの掃除のついでに、排水口のフチを一周拭くだけでも、ぬめりの成長を抑えられます。
小さなゴミが入りやすい家庭では、ヘアキャッチャーを使いやすい形に変えたり、目が細かいタイプを選んだりすると、回収がラクになって継続しやすいです。
週1・月1のメンテ:ぬめり対策/定期洗浄
週に一度は排水口のパーツを外して洗い、ぬめりが育つ前にリセットする意識が大切です。
外した部品はスポンジで洗うだけでも十分ですが、ぬめりが強いときは歯ブラシで溝を軽くこすり、最後に水でしっかり流して戻します。
月に一度は用途に合った洗浄剤を使って、管の内側の汚れが厚くならないようにします。
流れが悪くなる前に軽いメンテを挟むと、強い詰まりになりにくく、薬剤の使用頻度も抑えられます。
また、ゴボゴボ音や悪臭が出やすい場合は、トラップ付近に汚れが溜まりやすいサインのことがあります。
週1の洗浄時に音や臭いの変化もあわせて確認しておくと、早めに気づけて悪化を防げます。
詰まりを招くNG行動:異物落下防止/汚れを一気に流さない
コンタクトケースのフタや小物を置いたまま作業すると落下しやすいので、排水口周りは片付けてから使うと安全です。
アクセサリーの着脱や小物の洗浄をする場合は、栓をしてから作業したり、排水口にカバーを付けたりすると落下事故を減らせます。
泥や粉状の汚れを一気に流すと蓄積しやすいため、拭き取ってから流す習慣が再発防止につながります。
化粧品の粉や髪の毛、繊維くずなどは水に溶けにくく、汚れの核になりやすいので、ティッシュで取ってから捨てるほうが安全です。
さらに、流れが少しでも悪くなったと感じたら、そのまま放置せずに排水口の清掃だけでも先に行うと、詰まりになる前に戻せることが多いです。
よくある質問(FAQ)
不安になりやすいポイントを事前に知っておくと、実際に詰まりが起きたときも落ち着いて対応できます。
ここでは「どこまで自分でやってよいのか」「どのタイミングで切り替えるべきか」という判断の目安を整理します。
パイプクリーナーはどれを選べばいい?
基本は、詰まりの原因に近い用途表示のものを選ぶことです。
髪の毛が目立つ場合は髪の毛・たんぱく汚れ向け、ぬめりや臭いが気になる場合はぬめり向けなど、症状に合わせて選びます。
最近じわじわ流れが悪くなってきたなら蓄積汚れの可能性が高く、急に悪化したなら異物や大きな塊の可能性もあります。
異なる種類の薬剤を続けて使うのは危険な場合があるため、必ず十分に水で流し、時間を空けてからにしましょう。
お湯は何℃までなら安全?
配管の材質や状態によって耐熱性は異なるため、熱湯は避け、負担の少ない温度で試すのが無難です。
いきなり大量に流すのではなく、少量ずつ注いで水位の変化を確認すると安全です。
全く流れない状態でお湯を足すと溢れる危険があるため、その場合は別の方法や業者相談に切り替えましょう。
何回試してダメなら業者に頼むべき?
排水口清掃→洗浄剤→お湯→ラバーカップと段階的に試しても改善が見られない場合は、奥側の詰まりや別の原因が疑われます。
同じ方法を何度も繰り返して変化がないなら、そこで切り替える判断が大切です。
逆流や漏水の兆候がある場合は、回数に関係なく早めに相談しましょう。
異物を落としたかも…自分でやっていい?
見える位置にあるなら、手袋をして慎重に取り出せる場合もあります。
しかし、見えない位置に落ちた可能性がある場合は、ラバーカップなどで押し込むと悪化することがあります。
「落とした直後から急に流れが悪くなった」場合は、無理に流さず相談へ切り替えるのが安全です。
まとめ:直らない・危険サインがある詰まりは早めの相談が安心
洗面台の詰まりは、まず30秒チェックで状況を整理し、軽い方法から段階的に試すことで改善できるケースが多くあります。
ただし、全く流れない、逆流する、異物の心当たりがある、収納内が濡れているなどの危険サインがある場合は無理をしないことが重要です。
迷ったときは「悪化させない」判断を優先し、早めに業者や管理会社へ相談しましょう。
日常の小さな予防を積み重ねることで、詰まりの再発を減らし、急なトラブルを避けやすくなります。
正しい順番で対処し、危険サインを見逃さないことが、安心して使い続けるためのポイントです。
