スニーカーの横幅がきついときに試してほしいやさしい対処法
スニーカーを履いて、「なんだか横幅が窮屈」と感じたことはありませんか?
足に合わない靴を履き続けると、痛みや疲れだけでなく、姿勢や歩き方にも悪影響を及ぼすことがあります。
この記事では、スニーカーの横幅がきつく感じる原因や、足に合った靴の選び方・調整方法を、やさしくわかりやすくまとめています。
通信販売での注意点や、今日からできるちょっとした工夫もご紹介していますので、ぜひ快適な靴選びのヒントにしてくださいね。
きついスニーカーを履き続けるとどうなる?
「少し我慢すれば大丈夫」と思って履き続けるのは、足にとってよくありません。思わぬトラブルの原因になることもあるんです。
① 外反母趾やたこ・魚の目に
窮屈な靴は指や関節を圧迫し、変形や皮膚の硬化を引き起こします。ひどい場合は外反母趾になることもあるので注意しましょう。
② 血のめぐりが悪くなる
足が締めつけられると血流が悪くなり、冷えやしびれが起こりやすくなります。足元の冷えは全身の不調にもつながるんです。
③ 姿勢や歩き方に悪影響
きつい靴を無理に履いていると体のバランスが崩れ、歩き方や姿勢が悪くなり、膝や腰に負担がかかることもあります。
「ワイズ」ってなに?靴の横幅を知ろう
サイズは「何センチ」で選びがちですが、実は「横幅」もとても大切なんです。
① ワイズ表記の意味
靴の横幅は「ワイズ」と呼ばれ、E・EE・EEEなどのアルファベットで表されます。Eが多いほど幅広になります。
② 男女でサイズ感が違う
同じサイズでも、男性用と女性用では設計が異なります。購入前に性別の違いも確認しましょう。
③ 海外ブランドは細めの傾向
欧米のブランドは欧米人の足に合わせて作られているため、日本人には細く感じることがあります。
足の横幅、正しく測れていますか?
靴を選ぶとき、足の長さだけでなく横幅もしっかり測っておくと失敗が減ります。
① ワイズの意味を知ろう
ワイズとは、親指の付け根と小指の付け根を結んだ部分の周囲のこと。これが足の横幅の目安になります。
② 測り方の基本
柔らかいメジャーを使い、立った状態で足の一番広いところを水平に測りましょう。
③ 測るのは夕方がおすすめ
足は夕方になるとむくみやすくなるので、そのタイミングで測ると、実際に履くときのサイズに近くなります。
試着でわかる「この靴、きついかも?」のサイン
お店で試し履きしたときに、こんなポイントをチェックしてみましょう。
① 足を入れた瞬間に違和感がないか
履いたときに横がきゅうくつだと感じたら、それは合っていないサインです。
② 指が自由に動くか
指が動かせないと、横幅が足りていない可能性があります。
③ 長時間履いた後の疲れや痛み
一見ぴったりでも、しばらく履いてみて足がだるくなったら見直しが必要です。
それでもきついときは?今すぐできる対処法
「せっかく買ったのに、ちょっときつい……」そんなときにすぐ試せる方法をご紹介します。
① 中敷きを薄いものに変える
靴の中敷きが厚すぎると、足に圧迫感が出ることがあります。市販の薄い中敷きに取り替えるだけで、少しゆとりが生まれることがあります。
② シューストレッチャーで広げる
靴を広げる専用の道具「シューストレッチャー」を使うと、無理なく横幅を広げることができます。特に革製のスニーカーに有効です。
③ 靴屋さんで幅出しをお願いする
プロの手で調整してもらえば安心。店舗によっては、無料または数百円で対応してくれるところもあります。
④ むくみを取る工夫をする
日中のむくみ対策として、塩分を控える、こまめに足を動かす、マッサージするなども効果的です。
「幅広」タイプのスニーカーブランドってある?
最近は日本人の足に合うように作られた、幅広設計のスニーカーも増えてきています。
- ニューバランス:ワイズ展開が豊富で、幅広の人にもやさしい設計
- アシックス:日本人の足型に合ったモデルが多数
- ミズノ・ムーンスターなど国産ブランドもおすすめ
自分の足に合った靴を探すには、試着してしっかり確認することが大切です。
まとめ
- 横幅がきついと感じたら、無理に履かず調整や買い替えを検討しましょう
- サイズだけでなく「ワイズ」もチェックするのがポイント
- むくみや靴の素材、履く時間帯にも注意を
- 少しの工夫で、履き心地はぐっと改善できます